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就活学生の皆さまへ

新型コロナウイルス感染防止の対策で、各就職説明会・面談会の開催が見送られ、今後の就職活動に不安を感じる学生さんもいらっしゃるでしょう。

状況は日本全国一緒ですので、自分の将来の進路・就活について、もう一度じっくり考えることが出来るチャンスにしていただければと思います。

福祉業界は、社会的な意義・働きがいのある仕事で、安心して長く働ける仕事です。

福祉の仕事の楽しさなどを引き続きご紹介しますので、就職活動にお役立てください。

社会福祉法人の仕事は幅広い

福祉の仕事は、福祉サービス利用者(入居者)一人ひとりに対する介護・ケアが中心ですが、それだけではありません。

利用者の社会的な活動を支えたり、利用者家族の相談に乗ったりするほか、利用者と地域住民との関係を良好にするために働くこともあります。

また、地域住民の困りごとの相談に対応したり、ボランティア活動を推進したりする大切な仕事もあります。福祉業界の職員は本当にさまざまな場面で活躍しています。

そこで、社会福祉法人で働く人がどんな思いを持っているか、どんなことをしているか、動画で紹介します。

 

社会福祉法人スタッフのコミュニティサイトHERO‘S

福祉業界の採用スケジュール

福祉業界は、全体的に通年採用スタイルが定着しています。

例年の新卒採用スケジュールも、4~5月頃から「説明会」を始めるところも多いので、3月の時点では焦らなくても大丈夫。じっくりとエントリー先を選んでください。

 

また、今(3月)はコロナウイルス感染防止の対策によりボランティア活動者の受け入れをいったん見送っている施設もあると思いますが、社会福祉施設は、日頃から学生に限らず中高生や大人のボランティア活動者を常に受け入れています。

福祉業界は、昔からボランティアの受け入れ等を通じて施設をオープンにしていますので、インターンシップのように情報収集をすることができるのです。

4月以降にボランティア活動の受け入れが再開された場合、ぜひ、積極的に体験してみてください。

社会福祉法人とは

福祉学科で学んでいない方は、そもそも社会福祉法人って?と思われるかもしれません。

社会福祉法人とは、社会福祉事業を行うことを目的として、法律の定めにより設立された法人です。

また、社会福祉事業とは

・第一種社会福祉事業(例:特別養護老人ホームや障害者支援、児童養護等の社会福祉施設)

・第二種社会福祉事業(例:保育所やデイケア等の社会福祉施設)

のことをいいます。

第一種社会福祉事業は原則的に行政と社会福祉法人しか経営できません。

一方、第二種社会福祉事業は、社会福祉法人に加えて、株式会社や特定非営利活動法人等も経営ができます。

 

みんなの「生きる」を 社会福祉法人(動画YouTube)

社会福祉法人とは 全国経営協サイト(ページ)

キャリアデザインを描ける仕事です

福祉業界の給料は他業種と大きな差はありません。

例えば、常勤介護職員の平均月給は30万円以上(厚生労働省H30介護従事者処遇状況等調査による)あります。

また、平均年間休日数や有給休暇の消化率も他の業界と大きな差はありません。

社会福祉施設の勤務(休日)はシフト制になりますが、趣味やショッピングを楽しんだり、スキルアップの勉強をしたり、ワークライフバランスを実現する働き方ができます。

職員としてのキャリアは、新任職員から始まり中堅職員としてスキルを積みながら4・5年目頃からリーダー職員になっていきます。

その後、主任職員にスキルアップすると監督者業務の仕事も増えていきます。

さらに、副施設長などの監督・管理の経験を積むと、管理者(施設長)となった場合は法人経営も担うことになります。

こうしたキャリアをパスして(通って)いくために、職場内・職場外の研修制度や資格取得のための補助制度を整えている法人も多いと思います。

就職先を選ぶ説明会・面談会の機会には、ぜひ、こうしたキャリアパスについても確認してみてください。

 

■参考資料:厚生労働省統計情報(平成30年就労条件総合調査)抜粋------------------------------------